お待たせする時に使う言葉って実は時間が違うんです。
取次や保留にする場合に、「少々お待ちください」「しばらくお待ちいただいてもよろしいですか」など言うことが多いと思うけど、「少々」や「しばらく」で時間に差があるのは知ってる?
実は「少々」は30秒以内、「しばらく」は1分以内って言われてるんだよね。
言葉で時間が変わるので、ぜひ覚えておこう。
- 「少々」 30秒以内
- 「しばらくお待ちください」 1分以内
- 「少しお時間よろしいでしょうか」 3分程度
- 「すぐに」「ただちに」 5分以内
- 「折り返し」 5分以内
- 「のちほど」 30分以内
- 「後日」 2日以内
「待つ側」と「待たせる側」では時間の感覚が違うので気をつけよう。
「待つ側」と「待たせる側」では時間の感覚が3倍~6倍くらい違うらしい。びっくりだよね。
「少々お待ちください」と伝えたあと、30秒ほどしかたってなくても待たされている側は1分以上まっているような感覚になるんだって。
なので1分以上待たせたりすると、相手はかなり長時間待っているような感覚になっちゃうので、怒ったりする人も出ちゃうんだよね。そんなに時間たってないのになんで怒ってるんだろう?って思ってても、相手はどれだけ待たせるんだ!ってなっちゃうので要注意。
「折り返しお電話します。」の「折り返し」も自分の感覚で時間を決めてしまうと、相手によっては「電話はまだか!」と怒っちゃう場合もあるかも。
「待つ側」と「待たせる側」での時間感覚が違うので、待たせる場合は、あらかじめ〇分程度時間がかかるなど、事前にかかる時間をしっかり伝えるとトラブルにならなくていいのでやってみて。
(例)
×「すぐに行きます。」
◯「◯日〇時までに行きます。」
×「少しお時間ください」
◯「2、3分ほどお時間ください。」
×「今、ちょっとだけいいですか?」
◯「10分だけ、お時間いただけますか?」
×「もう少しお待ちいただけますか?」
◯「あと15分ほどで確認いたしますので、そのあとご連絡いたします。」
×「のちほど〇〇部長に伝えておきます。」
◯「〇〇は12時まで会議がございますので、会議から戻り次第申し伝えます。」
×「折り返しお電話いたします。」
〇「30分以内にはお電話いたします。」
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